小塚崇彦
Kozuka Takahiko
1989年2月27日、愛知県名古屋市でフィギュアスケート一家の長男として生まれる。3歳でスケートに初挑戦し、5歳の時に幕張で開催された世界選手権を観戦。優勝した佐藤有香氏の演技に感化され、本格的にフィギュアスケートを始める。2005-2006年シーズン、初めて出場したJr.GPファイナルで日本人初優勝。また、世界ジュニア選手権でも優勝を果たす。2006-2007年シーズンよりシニアに参戦。その年のNHK杯で初の表彰台に上る。2009-2010年シーズンは、念願のバンクーバー五輪に出場し、8位入賞。2010-2011年シーズンでは、GPファイナルで総合3位、また全日本選手権では初優勝を遂げる。世界選手権モスクワ大会で2位となる。その後、2012-2013年シーズンは先天性の臼蓋形成不全と診断され、シーズン後半は治療に専念。2014-2015年シーズンでは、怪我を乗り越え全日本選手権で3位。2016年3月、フィギュアスケート選手としての現役引退を発表。現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフ、モータースポーツなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOCオリンピックムーブメントアンバサダーなど様々な方面で活躍。東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー(スケート教室)を開催。東京2020、札幌2030招致を含めたウィンタースポーツからの盛り上げにも挑む。