豊洲ハーフマラソン・エンジョイリレーマラソンはなぜこんなにも愛されるのか!?【前編】
豊洲ハーフマラソン・エンジョイリレーマラソンはなぜこんなにも愛されるのか!?【前編】

豊洲ハーフマラソン・エンジョイリレーマラソンはなぜこんなにも愛されるのか!?【前編】

イベントレポート

2月に開催予定だった豊洲ハーフマラソン。コロナの影響により5月に延期し、何とか開催にこぎつけた。が、緊急事態宣言の延長により大会2週間前に会場変更を余儀なくされ、そこから急ピッチで荒川ハーフマラソン・リレーマラソンが開催された。

突然の会場変更により参加者のキャンセルが相次ぐかと思いきや、500名もの参加者が。
なぜこの大会が成功したのか!?その秘密に迫る

題して!

 

編集長が自ら大会に潜入し、裏側を暴く企画
「潜入!!大会の裏側を取材!豊洲ハーフマラソン編」

 

2021年5月29日(土) スカイツリーを望む荒川河川敷で大会が開催された。

 

本来であれば豊洲開催の予定が2週間前に荒川へ。
それでも走りながら見えるスカイツリーは絶景だった。

 

ゲストランナー用ゼッケンまで。※こわだ君はゲストランナーで午前の部に出場

 

数多の大会に出場してきた(箱根駅伝も走ったよ)リバラン編集長の率直な感想は…

『楽しい!!』

 

大会ゲストランナーのくれいじーかろさんと一緒に♪

 

なぜこんなに楽しいのか!?大会主催者にインタビュー

おっと、今回は大会の裏側を暴くはずが、シンプルに楽しんでしまっていた。
まずは、大会主催者の木村さんに話を聞いてみよう!

 

 

こわだ君

お疲れ様です!

BOOST木村

お疲れ様!

こわだ君

どれくらいの人が参加されましたか?

BOOST木村

想定よりは下回っちゃったんだけど、でも会場が変わって、もっとキャンセルが出てもおかしくない中で思ったより多くの人が会場変更に対応してもらって。

 

 

こわだ君

本当は2月の予定が5月になり、そして2週間前に急遽荒川に会場変更に…急ピッチですね。

BOOST木村

会場管理の葛飾区の担当の方にも協力してもらい、計測会社の人や会場設備の業者の方々にも協力してもらってなんとか成り立ったね。

こわだ君

普通、大会って何か月前から準備するものなんですか?

BOOST木村

募集とかを含めると…遅くても2ヶ月前。今回は募集していたとはいえ、会場のことを考えると…1ヶ月は欲しい。普通は会場申請して1週間から2週間後にOKがもらえるので、2週間前に申請して大会の日に許可もらえても大会当日なんですけど!ってことにもなりかねないけどそれを葛飾区の人たちが汲み取ってくれて、速く答えをくれて。

こわだ君

そんな裏話が!?大会を開催するのって大変なんですね。。

BOOST木村

ボランティアスタッフさんも元々豊洲で募集してたから何人か来れなくなっちゃったけど、来れる人は朝7時から。ホントギリギリだったけどね(笑)

こわだ君

BOOST主催のマラソンイベント一回目から手掛ける木村さんの采配あってこそ。

 

木村さんが大会にかける「想い」とは!?

BOOST木村

参加者の皆さんからリアクションいただいてる通りで、アットホームな、エンジョイな感じ。だから、しっかりとしたレースには負けちゃうかもしれないけど、その分ランナーの皆さんをMCやDJの方が盛り上げたり、開会式でもみんなが笑えるような…参加してよかったと思ってもらえる大会を目指してやってるね。

こわだ君

たしかに、参加した皆が口をそろえて「楽しい」と話せる大会。

BOOST木村

元々多摩川で開催した時も路面が砂利道で、タイムを出すには辛いコース、タイムの出ないコース。その代わり、俺たちの持ってるエネルギーを伝えるにはやっぱ”応援”だねって。だから周回コースにしたのもすれ違って孤独じゃないし、応援しあえるから「初めて参加する人もこれなら参加してよかった」と思えるようなコンセプトで。

こわだ君

周回コースにも理由があったのか!!

 

次こそは豊洲で開催してほしい…でもなぜ豊洲?

BOOST木村

もともと豊洲でイベントやってて。BOOSTはヨガとかも企画するんだけど、夕暮れ時のサンセットヨガをやったとき、景色がすごくきれいで。ここ走ったら絶対気持ちいいなって。立地もいいからここでいつかやりたいね~って。

こわだ君

それは楽しみです!!!!

 

笑顔が優しい木村さん。
今までにサッカーイベントなど、数々のイベントを企画・運営。
大会成功の裏に影の大黒柱あり!!

 

午前の部優勝者インタビュー

豊洲ハーフマラソンは午前と午後の2部に分かれて行われた。
まずは午前の部大会優勝者にインタビュー!

 

男子優勝は笹田さん(1時間12分11秒)

 

ーお疲れ様です。見事一位ということですが、レースプランはあったんですか?

笹田さん)3分22~27秒で、最低でも3分30秒はかからないようにして、あとはきつくなっても辞めない(笑)

ーなるほど(笑)でも結局3分30秒はかからないペースで。あとコースも走りやすかったですよね!

笹田さん)そうですね!フラットなコースで路面もきれいな場所が多くて。風が若干後半ありましたけど、(周回コースの)行きは我慢、帰りはタイムを稼ぐ感じの繰り返し(笑)

ーBOOSTさん主催の大会は2回目とのことですが他の大会と違いますか?

笹田さん)そうですね。大会の盛り上げ方も凄くうまいですね!

ーまた次回もぜひ!

はい!

 

DJがいて、音楽が盛り上げてくれて、折り返しだから何度も応援してくれて。
走っていてどんどんテンションの上がるレース。それがBOOSTの大会…

 

女子の部優勝は遠藤さん(1時間22分58秒)
優勝者には大会協賛のスパルタンTシャツも贈られた!

 

ー久しぶりの大会だったと思うんですが…いかがでした?

遠藤さん)久しぶりの大会で楽しく走れました!
23分切れると思って粘りました(笑)

ーレースプランとかあったんですか?

遠藤さん)ホントは80分切り狙ってて2周目までは3分50以内では行けてたんですけど…ガタ落ちしました(笑)

ー後半暑かったですもんね!

遠藤さん)河川敷が苦手なので(笑) でも集団がいくつかあって助けられました!

ーBOOSTさんのレースは初参加とのことですがいかがでした?

遠藤さん)応援があって、スタートゴールのとこは頑張れました!(笑)
歩いてる方も拍手で応援してくれてたのでチカラになりました!

ー雰囲気すごくいいですよね!また次回もあったら参加されますか!?

遠藤さん)あ…はい(笑)ぜひ参加したいと思います(笑)

ー無茶ぶりありがとうございます(笑)

 

走って分かる、この雰囲気の良さ。
集団も多く応援もあり、一人じゃないって思える大会。
それがBOOSTの大会か…

 

 

午後の部

午後の部は、ゲストランナーでハーフマラソン日本歴代20位の佐藤諒太選手(警視庁)が出場。

 

豪華ゲストランナーが華を添えた。

 

65分33秒と圧巻の走りで優勝した佐藤諒太選手。

 

ハーフマラソン日本歴代20位!大迫傑選手と同タイムのゲストランナー佐藤選手にハーフマラソンの攻略法をインタビュー!

前回大会の多摩川ハーフから出場する佐藤選手にインタビュー!

 

レース後とは思えない爽やかさ!!

 

こわだ君

お疲れ様です!余裕でしたか?(笑)

佐藤選手

いやいやいや(笑)合宿終わりだから…それなりにつらかったです(笑)

風も強かったですし。3分20秒でおしていくので精一杯でした。

こわだ君

実業団の練習もある中出場いただきありがとうございます!調整とかもなく出場ですよね?(すごい…)

佐藤選手

休むために(笑)

楽しむために来ました!

こわだ君

BOOSTの大会は二回目とのことですが、他の大会とは違いますか?

佐藤選手

やっぱり、周りの人が応援してくれるのが全然違いますね。実業団のレースだと応援してくれることが少なくて、あと走っている人同士が応援してくれるのがチカラになります!

こわだ君

たしかに!実業団のレースとかだとライバル同士ですもんね。

佐藤選手

応援してくれる人の距離が近いので、いつもは練習で辛くなるようなところでも頑張れますね。

こわだ君

音楽も流れてますし!

佐藤選手

そうそう。やる気が出るって感じ!あとは…スタッフの人たちも明るい!

新たなレースの形って感じで、また参加したくなりますね。

こわだ君

ですよね!(笑)ちなみに、ハーフマラソン日本歴代20位の方にぜひお聞きしたくて、次回大会もハーフマラソンですが初心者さん向けの攻略法ってありますか?

佐藤選手

やっぱり、最初の調子いいときにガンガン行っちゃう人もいると思うんですけど、しっかりそこは抑えて。練習でやってきたペースで刻んで、後半に力が余ってたらバンッと上げる感じで。

ただ、自分自身も先頭集団についていくレース展開が多いので、公認レースじゃないから挑戦するのもアリかなと。

こわだ君

そんなガチな大会じゃないからこそ色々試せますね!

佐藤選手

あとは景色楽しんだり。ガチな大会だともう前だけしか見れないので(笑)

こわだ君

スカイツリーも見れましたし(笑)次回は豊洲ですし楽しみですね!

佐藤選手

色んな場所で開催してもらえるので楽しみです!

こわだ君

ありがとうございます!ちなみに佐藤さんの今後の目標は?

佐藤選手

まずは記録会でつつ、秋以降はハーフかマラソンか駅伝ですね。

こわだ君

長い距離ですね!ハーフマラソンは大迫傑選手と同じタイムですし!ハーフを狙っていく感じですか?

佐藤選手

ハーフが一番日本記録に近いので。小椋さんに少しでも近づけるように!

こわだ君

59分台!?

佐藤選手

あくまで目標なんで!(笑)

 

 

お仕事や実業団の練習もある中でありがとうございます!
BOOSTはこれからも応援します!!

 

…佐藤選手ありがとうございました!日本新を狙う選手と走れる大会。
トップ選手と一緒に走れるって最高!!
最初だけでもついていこうかな…

 

午後の部優勝者インタビュー

男子優勝は高野さん(1時間20分42秒)

 

ー優勝おめでとうございます!どんなレースプランだったんですか?

高野さん)今日は妻のペーサーで走ってたら優勝してました(笑)

ー奥さん強すぎません!?

高野さん)最強の妻です(笑)

ーあ、奥さんゲストランナーだったんですね!練習も一緒にやらてるんですか!?

高野さん)引っ張りあったりしてます。

ー最強の夫婦ランナーですね!

高野さん)なれるように頑張ります!(笑)明日もチーム(PTC)のペーサーがあるので

ー大変ですね!

高野さん)そっちがメイン(笑)

ーなるほど(笑)前回の多摩川ハーフも出られたんですか?

高野さん)前回も奥さんのペーサーしました(笑)

ー流石!!ちなみにBOOSTの大会って参加されてどうですか?

参加しやすいですね!今回もエントリーギリギリだったんですけど期日も長いので。

ー確かに!ちなみに大会を知ったきっかけって何だったんですか?

奥さん) 多摩川ハーフをTwitterで見つけて。興味本位でエリートランナーに応募したら選ばれって感じですね。

ーたしかに、BOOSTはSNS強いですから(笑)また次回もお願いします!

…なるほど。夫婦で走れるって素敵!!僕もいつかは…

 

女性の部優勝は榊原さん(1時間46分27秒)

 

優勝者インタビュー
「ハーフマラソンで凄く疲れたんですがとても楽しかったです。応援ありがとうございました。」

直接インタビューできなかったんですが、皆さん笑顔がステキ!!

 

一般ランナーにもインタビュー「初めてのハーフは…」

たまたま企画で来ていた「TKD PROJECT」のプクさんにインタビュー!

【ハーフマラソン】練習してない友達を勝手に大会に申し込んで走らせてみた【目標は完走】

 

プクさん(20代男性)1時間43分11秒で走破

 

ーお疲れ様です!初ハーフですよね!?

プクさん)初めてでした!

ーこれ見ている人も走ったことない人たくさんいいらっしゃると思うので…率直な感想を聞かせてください!

プクさん)まず…前提としてめっちゃきついです(笑)

ーえ!?見た人、走りたくなくなりますやん!!(笑)

 

素直に答えてくれるプクさん

 

プクさん)ただ、大会に出るって普段走るのと違って他の人の頑張り見たり、会場変更になっても運営する人の熱意を感じて…走ろうって意欲が出てくる感じ。

ーなるほど!

プクさん)だから出ようか迷ってる人は、一回出てみると流れもわかるし

ーたしかに。一人で走るのとは全然違う?

プクさん)全然違うと思います!

ーちなみに、走ってて楽しかったって気持ちはあります!?

プクさん)楽しかった…いや辛かったな(笑)
でもゴール出来たときとか、今日は目標をギリギリ達成できたので!

ーおぉ!ちゃんと目標があったんですね

プクさん)最低限が完走で、最高がキロ5分ペースで走り切る。なんとかキロ5分でいけました。
やっぱり達成感はありますね

ーなるほど、それは走ってみないとわからないですもんね。今回走って良かったなってあります?

プクさん)自分の現状を知れました。一応大学でも競歩やってて、卒業してからどれくらいで行けるのか分かりました。競歩の20kmのペースより遅かったですけど(笑)

ー大会を走ったから現状が知れる…ちなみにこの大会の雰囲気とかはどうですか?

プクさん)DJケチャップさんも応援してくださって、人の輪が良いですね。

ーたしかに(笑)今後も大会出られますか?

プクさん)そうですね…ただ、基本的に僕が出るのはTKD PROJECTの上司のパワハラなので(笑)
「ハーフ出よっかな~」って呟いたらレース決まってた、みたいな(笑)

ー大変ですね(笑)

プクさん)ただ、チラシに入ってた障害物のスパルタンレースは面白そうですね。

ーたしかに!今後も楽しみですね!

やっぱり、リアルに走れる大会楽しいですね!

 

そのあとのインタビューでは「ハーフマラソンはキツイ。それが前提であり結論」と話されたんですが、プクさんの顔はどこか晴れやかで。「きつくないと面白くない。何も残らない」そんな挑戦にこそ意味があるのかなと…本当にお疲れさまでした!

 

最高齢!?75歳で完走されたスーパーランナー

 

ーお疲れ様です!失礼ですが…おいくつなんでしょう!?

はい(笑)75歳!!
名古屋ウィメンズでも75歳の人は5人しか走っていなくて、それが第2位!!

ー凄いですね!

走るのが好きなので!ニューヨークマラソンも毎年走ってて、9年連続で走ってます!

ーおぉ!凄いですね!!今回はどうやってこの大会を知られたんですか!?

モシコムで。豊洲は走ったことがなかったのでエントリーしたんです。場所は変わっちゃいましたけど。

ーなるほど!色んな所を走られてるんですね!

フルマラソンは…50回くらいですかね(笑)
沖縄の那覇マラソンが14回くらいですね!

ーめっちゃ凄い!!ちなみに他の大会との違いって感じました!?

そうですね…スタッフのコミュニケーションの取り方が凄く上手で気持ちよく走れましたね。
エイドの給水のところも、目でコンタクト取ってくれて。

ーたしかに!僕も午前中走って給水取れなかったときに、わざわざ届けに来てくれたんですよ!

あと…DJ上手!!今までで一番上手いんじゃないかしら。凄く楽しかった!

ーですよね!次こそは豊洲で走りたいですね!!

 

後で分かったんですが、この方は体がめちゃくちゃ柔らかい方で。180度足を広げるパフォーマンスは海外でも絶賛されるほど。
もし大会で拍手が起こっていたら、この方がいらっしゃるかも!?

 

大会を支えるサポーター

 

ここまで取材して、何度か出てきた運営のすばらしさ。でも実は、運営サポーターはなんと学生が多数!!
最近では、大学の単位として、こういったサポーターやボランティアスタッフの活動の課題があるとか。
将来スポーツビジネスに携わりたい学生も多く、そういった意識ある裏方の支えあってこそ、選手は気持ちよく走れるのだろう。

 

>>後編は、『大人の青春!?』エンジョイリレーマラソンに迫る!!