withコロナ時代の新たなマラソン大会の幕開け! 金沢マラソンのここがすごかった2021【前編】
どうも!リバランのこわだです!
普段はランニングジムで働きながら、ランニングYouTuberとしてマラソン大会に出場しながら、編集長をしております。
今回は、編集長自らマラソン大会に参加してその大会の面白さに迫る企画です。今回参加したのは金沢マラソン2021。リバランにとっては2021年初のマラソン大会となりました。
そもそも、この金沢マラソンが、コロナ渦における都市型マラソン再開の兆しとなった大規模大会でもあります。そして終わってみれば大成功!
つまり、マラソン大会中止が続いた昨今の中で、ランナー界に希望を与えた大会と言っても過言ではありません。
ではなぜこのコロナ渦で金沢マラソンが成功したのか?その謎を紐解くことで、withコロナ時代の新たなマラソンの歴史を作るヒントが隠されているのではないでしょうか?
それでは、個人的全国のマラソン大会満足度上位にランクインした理由を紹介していきます!
金沢マラソンの感染症対策がすごい!
金沢マラソンは前々日・前日受付でしたが、とにかくボランティアスタッフの対策が凄い!マスクはもちろん、フェイスシールド・飛沫パーテーション…
随所にアルコール消毒が置かれるなど、とにかく対策がばっちりでした。
体調管理シートや検温、消毒を通過してやっと完了した受付。
これからはこの景色が当たり前になるんだろうな…
そして大会当日スタート地点の会場に付いたんですが、なんと、ランナー以外は入場規制が強いられ、検温所を通らないと中には入れない仕様に。
厳重チェック。ちょっと緊張しました。
さらに、感染症対策だと思うのですが、仮設トイレの数もばっちり。これはランナーにとっては非常にありがたい。ボランティアスタッフが空いたトイレをすぐさばいてくれるので比較的スムーズにレース前も利用することができました。
マラソン大会のトイレはなんぼあっても困りませんからねぇ。
そしてレース完走後は、完走メダルより先にマスクの支給。今大会はスタートまでマスク着用。スタートしたらマスク捨てボックスにいれて出走という流れでした。
ちなみにメダルも全て包装されていた。
ここまで徹底されていたからこそ、大会後も感染者が出ることなく、本当の意味で大成功として大会を終えることができたのでしょう。
ちなみに今回の金沢マラソンは参加費が従来の10,000円から16,000円に値上げされたのですが、ここまで対策を徹底するには妥当な値上げ。開催してくださっただけで本当に頭が上がりません。
金沢マラソンのボランティアスタッフがすごい!!
今回の金沢マラソンは約1万人が参加。しかし驚くべきはボランティアスタッフの数が約4200人。参加者数の約半分もの人数のボランティアスタッフが大会を成功へと導いてくれました。
前日の受付から沢山の黄色い服を身にまとったボランティアスタッフがいらっしゃいましたが、レース中もコースに100m間隔でボランティアスタッフがいたんじゃないかと思うくらい、沿道から安心を届けてくれました。
いつでも途中で辞められる安心感…違うか。
給水所でも、多くのボランティアスタッフが拍手で応援してくれました。地元の高校生?のような若い人も多く、地域の方総出でサポートしてくれていたようです。ランナーからすると、拍手してもらえるだけでも力になりました!
35kmあたりではコーラの給水。やっぱりマラソンで飲むコーラが一番美味い!!
金沢マラソンのコースがすごい!!!
今回が初めての参加でしたが、基本下り基調で走りやすい!!コースマップを見ると前半の上り坂に目が行きがちですが、走ってみるとそこまで感じず。むしろ、きつくなるハーフ以降が平坦で、コース図以上に走りやすい。
金沢の街をぐるっと走るコース。金沢駅周辺の市街地からや旧城下町、
田園ゾーンなど1回のレースで7回美味しいと言われる金沢マラソン。
この看板を見てもう上りはないから頑張ろうと思えました(24歳:男性)
ただし!一つ注意すべきは、逆に下りのコースで、スピードに乗りすぎてふくらはぎを使ってしまったり、自然と前ももでブレーキを使ってしまう点。金沢マラソン前には下りを走る練習をしておくといいかも。
ゆるやかな下りも要注意。
緩やかな下り坂と日々のストレスは知らない間に体のダメージになるとおばあちゃんが言ってました。
ということで、前編はここまで!後編では、金沢の街やグルメ編もお届けします。マラソンだけ走って、観光やグルメを堪能しないのはもったいない!!後編をみたら、きっと2022年の金沢マラソンにエントリーしたくなる!!
※この記事のせいでエントリー合戦が激化したら…すみません。