【国立競技場でマラソン大会開催の秘話!】主催者にインタビューしてみたらワクワクが止まらなかった!
どうも、普段は表参道の低酸素ランニングジム「RSLAB」で働きながら、ランニングYouTuber「こわだ君」としても活動中の編集長です。
今回は、このウェブメディアも運営するイベント会社「BOOST」さんが3月26日に国立競技場でマラソン大会を開催するとのことで、代表の松尾さんにインタビューしていきます!
普段はニコニコ松尾さんが、珍しく真剣に!?大会開催に向けた秘話や思いを語ってくれたので、これを見れば普段の多摩川ハーフマラソンや荒川での大会の見方も変わるはず!それではどうぞ!
ニコニコ松尾さん
そもそもなぜ国立競技場で開催を!?
こわだ君
まずは、3月26日に国立で大会が開催されますが、そもそもなぜ国立でやろうと思ったんですか?
BOOST松尾
もともと10年くらい前に国立競技場使って大会をやってて、そもそもランニングは15年くらい前に爆発的に流行りだした時からマラソン大会をやりだして…
河川敷でやったり公園でやってた時に、「国立でやったら面白くない⁉」と思って国立でやって、実際面白かったから。
こわだ君
なるほど、その時は大成功で?
BOOST松尾
その時は国立の中に聖火台があったから開会式でそこに火をともして、「わー!!」みたいな。
こわだ君
メチャクチャすごいっすね!
BOOST松尾
で、そのあとに駅伝やって。その時はリレーマラソンより駅伝の文化があったからね。
やっぱりその時の雰囲気が河川敷でやるのとは違って、国立を走ったり演出がかかるのは全然違ったから、良かったな~って思いはそもそもあったかな。
そこから国立の立て替えやオリンピックやコロナで10年くらい使えなかったんだけど、オリンピックが終わったらずっと(国立の大会開催に向けて)チャレンジはしようと思ってて。
こわだ君
じゃあ念願の国立開催なんですね!
BOOST松尾
そう。実は開催するための国立の窓口も開かなくて…「〇〇(某広告会社)が管理してんじゃねぇか!?」みたいな(笑)
どこに連絡したら国立使えるの!?って感じで
こわだ君
そもそもどうやって国立を抑えるの!?っていう感じだったんですね
BOOST松尾
そうそう。で、それこそ2022年の年明けくらいに一般向けに整備が整ったんだと思うけど、ランネットさんが国立を使ってイベントやってて「できるようになってんだ!!」みたいな
こわだ君
そこで知るっていう(笑)
BOOST松尾
で、速攻でホームページみて連絡してって言う感じ。そしたら国立からこんだけ費用かかるけどって返信が来たからBOOSTの内海さんに「こんだけ費用かかるんですけど…できますかね?笑」って言ったら「まぁいけんじゃないですか?」って感じで連絡来たから「じゃあ行きましょう!」と(笑)
こわだ君
もうノリと勢いで(笑)
BOOST松尾
でも、それが今年の3月くらいに連絡してたんだけど、2022年の秋は一切空いてなくて。「2023年の1月空いてますか?」『空いてません』「2023年の2月空いてますか?」『空いてません』が続いてこれは1年先でも無理だなと思ったら『2023年の3月の25.26日の土日は空いてますよ!』と言われて「えぇ!」ってなって(笑)
金額だけ再度調整してまた内海さんに連絡したら「いいんじゃないですか!」ってきたから会場抑えたって感じ。
こわだ君
本当に奇跡的に空いてたんですね!確かに国立を抑えるってメチャクチャ大変そうですね…
BOOST松尾
で、3月に場所をとるだけとって…「さぁ、何しよう!?」みたいな(笑)
こわだ君
とりあえず国立でやりたかったってのが先なんですね(笑)でもたしかに、僕の周りでも国立走りたいっていう人は沢山いますね。
BOOST松尾
そう、とりあえず勢いでまず抑えて、リレーマラソンで収支はどうにかなるかなって感じで、そのあと企画を考えてる感じ。そしたらやっぱり国立をチームじゃなくても個人で走りたい人いるよねってことで個人で走れる部門も作って。
結果、リレーマラソン、フルリレーマラソンやって、そのあとにソロもいけるなってスケジュールを組んで今の内容が決まったね。そもそも、神宮外苑でリレーマラソンもやって5000~6000人くらいのフル・ハーフリレーマラソンもやったことあるからそのノウハウも活かしつつ、国立は24時まで使えるからソロもやろうって企画が決まったって感じかな
こわだ君
まさに国立を楽しみつくす内容ですね!で、国立で昔からやりたかったという思いに加え、2年前から始めたランニングイベントの集大成とも伺ったのですが…
BOOST松尾
個人的には10年以上前からランニングイベントをやってたけど、BOOSTになってからはさっき言った通りコロナが始まった2年前くらいからやり始めて…コロナが流行って自治体のランニングが無くなったから、走る場所をBOOSTが作ってみようかと2020年の10月に多摩川でやったら800人くらい集まって。
やっぱりニーズがあるんだなってところからスタートして、3~4ヵ月ごとに大会を開催すれば1000人近く集まってくれて。
毎回大盛況!!(写真:2022年1月の多摩川ハーフマラソン)
BOOST松尾
どんどん人が増えてくれたから多摩川だけじゃなくて荒川や横浜でもやって、毎月開催になって…そしたら参加者だけじゃなくボランティアスタッフも増えて仲間が増えていって。
それを1年、2年続けていくとそういう仲間が増えていったから、仲間と楽しい空間を作りたいなと思ってて、その一回目の集大成が国立にはふさわしいなと思って、運よく国立が使えたっていう感じ。
こわだ君
たしかに、BOOSTのマラソン大会はアットホームな感じですよね。参加者もボランティアも楽しんでる。
BOOST松尾
口コミもね、アットホームで楽しかったとか、スタッフの笑顔に励まされましたとか届いてて。
こわだ君
インターンの若い子たちもめっちゃ頑張ってくれてて、励まされてるうちの1人です(笑)しかも、BOOSTの大会はアットホームだから2回、3回と参加してる人も多いイメージです!
BOOST松尾
そう、だから今話しながらまとまっていったけど、BOOSTならではっていうのは国立って場所だけじゃなく「思い」が強いかな。運営してる人も若くて、僕は40超えちゃってるけど、運営してる人の平均年齢とったら20歳くらい(笑)下は16歳からインターンに参加してくれてて、ボランティア、インターンの高校・大学生がいて、そこを管理するために30~40歳のおじさんたちが10人くらいいる感じだから、その若さや元気よさがBOOSTのアットホームな感じを作り出してるかな。多分給水の元気よさや受付の笑顔の輝かしさがほかのどの大会よりも良い(笑)
だから、国立で運営する大会としては過去最年少チームが作り上げるかも(笑)
こわだ君
今回もインターンの人たちが作り上げるので、若くて元気溢れる楽しい雰囲気になりそうですね!で、さらに今回の大会もゲストが参加と!
BOOST松尾
もちろん編集長の古和田君と…(笑)あとはBOOSTがマネジメントもしている鳥光さんやみほしーは確定で。あとは今まで関わってくれた人にオファーをかけてるから、さっき言ったように今までの集大成として作り上げてる感じかな。
今までの出場回数だったら古和田君やくれいじーかろさんが沢山出てくれてるから、やっぱりそこを中心に考えてて、他にももちろん関わってくれた人に声をかけている段階。
左から鳥光さん・みほしー・くれいじーかろ
こわだ君
ありがとうございます!(笑)まだまだこれからゲストは増えていくと。
BOOST松尾
やっぱり国立は大きいから、情報を出した時に「国立でやるなら〇〇さんをゲストに呼んでください!」ってDMが届いたり(笑)
こわだ君
え!!そんなことが(笑)
BOOST松尾
国立でその人と会いたい!とか(笑)でも凄い嬉しいのが、みんなで作るマラソン大会だからSNSでそういうフィードバックがあるのは嬉しい。例えば過去に運動会もやったけど、その時の種目もみんなから意見もらって参考にしたりして。
みんな恥ずかしいからリプじゃなくてDMで届くんだけど(笑)でも、みんなで作りあげるって言ってるからそれが嬉しくて。参加者も一緒に作るっていうのがコンセプトだから。
だから、国立でやる大会の大枠は決まったから、ここからは色んな参加者の意見を参考にしながら形作っていく段階。
こわだ君
まさにこれからみんなと作っていくんですね!
BOOST松尾
だから例えば…面白くないかもしんないけど、「国立で流す音楽を参加者が決めれる!」とか。流す曲を事前に募集して、「次に流れる曲は古和田君からのリクエストです」って実際に流れたら思い出に残るし。当日もみんなで一緒に作り上げたいなと。
こわだ君
それは面白いですね!たしかに普通の大会ってもう枠が決まってますけど、BOOSTさんは上手くSNSを使って作り上げるイメージです
BOOST松尾
コアな部分は僕たちで決めるけど、それ以外はまだまだこれからだね。
こわだ君
なるほど。でも、まさにBOOSTさんらしい楽しい大会になりそうですね!
BOOST松尾
アットホームな感じね!
こわだ君
最後に、こういう人に来てほしいとか、来る人に向けてメッセージ等あれば!
BOOST松尾
5000人とか6000人くらいを目指してるので、ぜひみなさん来てもらえればって感じ(笑)。ただ企画段階で無くなっちゃったんだけど、国立で赤ちゃんを対象に「ハイハイ100m」をしようかなって考えたりしてて
こわだ君
赤ちゃんハイハイ100m!!面白そう(笑)
BOOST松尾
そのコンセプトは「国立を一生の思い出に」ってことで考えてたから、どうなってほしいかは「来た人の一生の思い出」になるようにこれから作り上げていこうかなと。
さっきの音楽もそうだけど、やっぱり自分たちで作る側に回ると忘れないし。
こわだ君
まさに学生の運動会や文化祭のようですね!
BOOST松尾
こんな人に来てほしいってより、来た人の「一生の思い出」になるように作っていきます!
こわだ君
最高ですね!これからさらにプラスされて、どんどん面白くなっていきそうですね!
BOOST松尾
そう、これから協賛とかが決まって資金力もプラスされてできることが増えるから…これを読んでくれている企業様の協賛も募集中です(笑)
こわだ君
参加者だけでなく企業様も募集中(笑)
BOOST松尾
ただ、まだ募集期間はあるけどソロの部門は安全面も考えて募集枠を少なくしてるからすぐ埋まっちゃいそう。
こわだ君
凄いですね!!では視聴者さんには、これからの続報をお楽しみに!って感じですね。
BOOST松尾
楽しみに待たずに色々と案欲しいけどね(笑)一緒に作り上げる大会だから!
こわだ君
確かに(笑)一生の思い出を作りたいですね!
BOOST松尾
編集長も案出してね!(笑)せっかくならリレマラの出場チームに意気込み聞いてもいいしね!
こわだ君
なるほど(笑)ぜひ取材されたいチーム募集中です!(笑)ぜひ一緒に一生の思い出を作りましょう!!
編集長のまとめ
普通にランニングをしていたら、マラソン大会を作る側のことなんてまず考えない。でもこうして裏話を聞いて、しかも現在進行形の大会に関わることができて…ワクワクが止まらないインタビューでした!あれもしたい、これもしたい!っていうまさに学生の文化祭みたいなノリも楽しいし。ただ、「国立で一生の思い出を作る」や「今までのBOOSTマラソン大会の集大成」のコンセプトがはっきりしているから意見が沢山出ても大会の軸がぶれない。
だから、参加者はもちろんボランティアやインターンなど、この大会にかかわる全ての人が楽しくなるはず!
申し込みは始まっているのでぜひ奮ってご参加ください!
(こわだ君チームでリレマラも参加予定です!!)
↓申し込みはこちら
BOOSTランニングフェスタ in 国立競技場
ライター:こわだ君(BOOSTランニング編集長)
2024年6月8日(土)BOOSTランニングフェスタin味の素スタジアム