株式会社ブーストのブログ

メディアが取り上げない「gotoイベントキャンペーン」について。何が起きているか全て教えます!

こんにちは!
ブースト代表の松尾です。

今日は「gotoイベントキャンペーン」について書きます!
制度がチームスポーツに適していないところがあり、 私の方から指摘して、事務局に制度を変更してもらったところなどがあります。それでも、制度的に完成されてなくて、否定の為に書くわけでわなく、現場の意見としてまとめておくことにより、今後に繋がればと思って備忘録として書きます。

そもそも「gotoイベントキャンペーン」とはどのようなものなのか。

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gotoイベントとは
Go To イベントキャンペーンとは、チケット販売事業者などを経由して、
期間中のイベントやエンターテイメントのチケットを購入した方に、
チケット料金の2割相当の割引(上限2,000円)またはクーポン等を付与することで、
イベントやエンターテイメント業の需要を喚起することを目的とするキャンペーンです。
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簡単にGo To イベントキャンペーンの時系列を。
・Go To イベントキャンペーンはまず事務局の公募が始まりました。
・事務局は博報堂に決定。
・Go To イベントキャンペーンのサイトオープン(10/7)
・博報堂さんが頑張り、当初の予定通り、10月中にキャンペーンがスタートします。
・スタートは10月29日。スタートはUSJのみ。
・その後、アミューズメント施設を中心に対象施設拡大
・サンリオピューロランドが東京都としては初の対象施設に。
・12月初旬、チケッティング会社がシステム対応完了(パスマーケット、ぴあなど)
・12月初旬、BOOST主催の大会がフットサル大会、マラソン大会としては最初のGOTO対象イベントに。
・(12/17事務局より発表)12/28から1/11までGo To イベントの停止

という感じで、現在(12/17)にいたります。

冒頭記載の「制度がチームスポーツに適していない」というのは、チケッティング会社のシステムが、5名以上は申し込めないというものです。フットサルなど、チームスポーツは5人以上で大会に参加する事がほとんどなので、そこを説明し、10名までOKにしてもらいました。
これでもサッカー大会は無理ですね、、、

そもそもですが、
今回のキャンペーンはチケットの20%が助成されるのですが、上限が2,000円までになっています。20,000円の参加費に対しても2,000円しか助成されません。5人で参加した場合は、一人あたり4,000円。これの20%だとすると800円。800円×5人で4,000円引きにするのが妥当かと思いますが、チームスポーツを想定していないので、なんとも出来ない。
このシステムを変える事が出来ませんでした、、、

上記も改善の余地があるかと思いますが、
一番の問題は、このキャンペーンに対応できるチケッティング会社が限られる事です。
弊社が普段使用しているチケッティング会社は3社ほどありますが、どこも対応できませんでした。パスマーケットはyahoo !が親会社なのでいち早く対応。力の差を感じました。スポーツ業界でいうと、ランニングのランネット、イベントチケットの最大手(?)のPeatixさんも12月初旬のタイミングでは対応出来ず。*今から対応するかもですが。

以上、あまりメディアで取り上げられることのない、「gotoイベントキャンペーン」に関して記載させてもらいました。gotoトラベルキャンペーンは来年6月末までの延長が決定しています。gotoイベントキャンペーン、スポーツイベントの業界では、正直ほぼ利用されていません。今日(12/17)現在でも、弊社のイベント以外、対象の大会がありませんから。

スポーツをする場がなくなるってのは、つまらない。
音楽イベントも同じ感じになってしまっていると思うので、是非、gotoイベントキャンペーンも延長をしてもらいたいものです。

日常にエンターテイメントが少ないなんてつまらない!!!

最後に
下記が日本で初めてGoToイベント対象になったマラソン大会とフットサル大会です!笑

FTW CUP 蹴り納めエンジョイフットサル大会@MIFA(新豊洲)2020/12/29http://boost-inc.jp/ftw/

多摩川ハーフマラソン2021 Presented by BOOST 2021/1/31boost-inc.jp/tama_half/

この記事を書いた人

松尾佑樹
松尾佑樹代表取締役
株式会社ブースト 代表取締役
1982年、東京生まれ。学習院大学在学中に株式会社スポーツワンの立ち上げに参画。フットサル、サッカー、バスケットボール、ランニングなど、数多くのアマチュア向け参加型スポーツイベントを立ち上げる。(年間3,000大会以上開催)
2,000社以上が参加する「企業対抗駅伝」の立ち上げ。インドネシア初のマラソン大会「ジャカルタマラソン」の立ち上げ。全国で10万人以上を動員した「バブルラン」の立ち上げなどを行う。
その後、株式会社ブーストを設立。

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