株式会社ブーストのブログ

広告予算30万円で2万人を集客!SNSの活用方法を解説!イベントの裏側を徹底解説!バブルランの舞台裏④

こんにちは!
Do Sports Event Plannerの松尾です!

今日は、バブルランのプロモーションに関して、「リアル」を書きます。

前回の繰り返しになりますが、バブルラン日本初開催は2015年4月12日(日)。
2014年年末に企画骨子が決定し、サイト制作に入りました。同時にSNSアカウントを立ち上げていきます。年明け、2015年1月初旬、公式ホームページ、Twitter、Facebookが完成します。
募集開始(2015年2月1日)まではこの時点で1ヶ月を切っています。

・広告予算は30万円。


プロモーションから少し脱線しますが、なぜ2万人も集まるイベントの広告予算がたったの30万円なのか記載しておきます。
予算計画を作ったのですが、初めてのイベントで来場者数が全くよめませんでした。ただ、プロモーション費用の除く、イベントの最低制作コストが2,000万程度と出ていたので、ビジネスとして、プロモーションにお金をかける事ができませんでした。
*参加費7,000円、3,000人参加で売上2,100万円。(損益分岐点)
(この時点で、正直2万人も集まるとは松尾自身も思っていませんでした。。。)

話をプロモーションに戻します。
予算も少ないので、やったことも限られています。
結論、やったことは大まかには以下3点。
・某ファッション系のTwitterアカウント(フォロワー80万人)からの投稿(広告)
・インフルエンサーによる投稿(松尾の知り合い5人程度)
・プレスリリースを流す

「バブルラン日本初開催!」この文字が、拡散することだけに集中しましたというよりも、予算がないから、広告出稿等もできませんでした。ターゲット層がイベントを拡散するのはTwitterだと事前リサーチで分かっていたので、そこに賭けました。

仮説はこうです。

ターゲット層がたくさんフォローしているアカウントから、「バブルラン日本初開催!」をツイートしたら、拡散が始まる(そのままですねw)。
ターゲット層と完全一致していたのが「某ファッション系のTwitterアカウント」でした。
どうにか、募集開始の5日ほど前に施策は実行でき、予想を上回るペースで拡散が始まりました。今まで見たことのないリツイートの数です!

2015年2月1日。
募集開始のタイミング。一旦、色々とやり終えたので、家に帰りました。
開始時間は8時26分(8・2・6/バブル)です!笑
募集開始。本社から電話がきました。
「松尾さん、サーバーがダウンしました。」
急いで、本社に戻ります。
この時点で、何が起きているかわかりませんでした。
申し込みのアクセスが集中し、サーバーがダウン。
システム会社と状況を確認し合いながら、対策を練りますが、
サーバーがダウンしたせいで、誰も申し込めず、何度も何度もアクセスがきてしまうので、何もできません。23時、24時、25時、26時、、、、
並行して、Twitterが荒れてしまいます。
「バブルラン申し込めない!」
「バブルランのWEBにアクセスできない!」
「どうしてもバブルランに出たい」
朝4時半までアクセスが落ち着かず、復旧できませんでした。
システムでの対応を諦め、フォームでの受付に切り替えます。
翌日、2月2日の昼、フォームでの募集を開始。
100件、200件、500件、1000件、2000件、、、
申し込みが止まりませんでした。
夜には1万人に到達。応募を締め切りました。

説明を忘れていました。
当初、4月12日(日)に1万定員で設計し、募集をしました。
それが1日で完売。
計画を変更し、設営日に設定していた4月11日(土)も本番日に変更。
3日後からのエントリー開始の準備を進めます。
こうして、日本初開催のバブルランは、おおよそ2週間で2万人の応募をいただき、本格的に実施の準備に入ることになりました。

予算計画は良い方に大きく変更となり、準備を進めていくことになるのですが、
2万人が来場する、松尾自身も一度も経験したことのないイベントを作っていくことになります。

イベント制作の裏話は次回に。

ちなみにバブルランは、この初回の爆発を活用し、2015年夏に8万人以上を動員しました。プロモーションってところでいうと、そこに様々なノウハウが詰まっています。そこのプロモーションに関してはまた今度。

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この記事を書いた人

松尾佑樹
松尾佑樹代表取締役
株式会社ブースト 代表取締役
1982年、東京生まれ。学習院大学在学中に株式会社スポーツワンの立ち上げに参画。フットサル、サッカー、バスケットボール、ランニングなど、数多くのアマチュア向け参加型スポーツイベントを立ち上げる。(年間3,000大会以上開催)
2,000社以上が参加する「企業対抗駅伝」の立ち上げ。インドネシア初のマラソン大会「ジャカルタマラソン」の立ち上げ。全国で10万人以上を動員した「バブルラン」の立ち上げなどを行う。
その後、株式会社ブーストを設立。

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